執筆者
淀屋橋勝部歯科
院長勝部 寛
経歴
- 平成09年 北海道大学 歯学部卒業
- 平成09年〜平成26年 名越歯科勤務(梅田)
- 平成26年 淀屋橋勝部歯科 開院
セラミック治療は、見た目の美しさと機能性を兼ね備えた質の高い治療です。しかし、治療が終わったからといって安心するのは禁物です。セラミックを長く快適に使い続けるためには、定期的なメインテナンスが欠かせません。
セラミックそのものは劣化しにくい素材ですが、
それを支える土台の歯や歯茎の状態は常に変化しています。
セラミック歯自体は虫歯になりませんが、土台となる天然歯やその周囲は虫歯のリスクがあります。セラミックと天然歯との間にわずかな隙間が生じると、そこから細菌が侵入し、再び虫歯が発生することがあります。定期的なメインテナンスで、セラミックと天然歯の境目をチェックし、清掃を行うことで虫歯の再発を防ぎます。
セラミックは強度が高い素材ですが、過度な力が加わると破損や脱離を起こすことがあります。特に歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は注意が必要です。メインテナンスでは、セラミックの状態をチェックし、必要に応じて噛み合わせの調整を行います。場合によっては、マウスピースの使用を提案することもあります。
セラミック治療後、噛み合わせの高さやバランスがわずかに変化することがあります。正常な噛み合わせができていないと、顎関節や周囲の筋肉に負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。メインテナンスでは、歯科医師が噛み合わせの状態を確認し、必要に応じて調整を行います。
口腔内全体をチェックします。虫歯が新たに発生していないか、セラミックの歯や歯茎に問題ないかを確認し、必要があればレントゲン撮影を行います。
噛み合わせが悪いと部分的に強い力が加わり、セラミックが割れるリスクがあります。メインテナンスでは噛み合わせのチェックと調整を行います。歯ぎしりや食いしばりの癖がある方には、必要に応じてマウスピースの装着を提案します。
天然歯とセラミックの境目には汚れが溜まりやすいため、プロの手による清掃が欠かせません。専用の器具でプラーク(歯垢)や歯石を取り除き、研磨用のペーストで歯の表面を磨いて、プラークやステイン(着色汚れ)を除去します。
歯科衛生士が患者様の磨き方の癖や磨き残しをチェックし、正しい磨き方をアドバイスします。歯ブラシの硬さや歯間ケアの道具(フロスや歯間ブラシ)の選び方についても丁寧に指導します。
セラミック治療後のメインテナンスは、一般的に3〜6ヶ月に1回の頻度が推奨されています。セラミックと歯の境目や歯と歯の間は汚れが溜まりやすく、目に見えない異常が進行することもあります。定期的なチェックで早期発見・対処ができます。通院の頻度は患者様の口腔内の状態や生活習慣によっても異なりますので、ご自身に合ったスケジュールをご相談ください。
歯と歯茎の境目を意識して丁寧にブラッシングしましょう。硬すぎない歯ブラシを使い、優しく小刻みに磨くことで、セラミックや周囲の歯を傷つけずに清潔な状態を保てます。
歯ブラシだけでは取り切れない汚れが歯と歯の間には存在します。特にセラミッククラウンと隣の歯の間は食べかすが詰まりやすいため、デンタルフロスや歯間ブラシを日常的に使用しましょう。
夜間の歯ぎしりや食いしばりは、セラミックが欠けたり割れたりする原因になります。歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、就寝時にナイトガード(マウスピース)を使用し、セラミック歯や天然歯に加わる力を分散させましょう。
淀屋橋勝部歯科では、セラミック治療後のメインテナンスにも力を入れています。
当院では、歯を削る技術、型取りの技術、すべてにおいて医師や歯科技工士の高いスキルで治療を進めることを徹底しています。高度な技術力による医療の提供と、患者様にとって通いやすく過ごしやすい環境づくりに取り組んでいますので、どうぞお気軽にご相談ください。
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